2006年度北部ミニバスケットボール連盟卒業生大会 決勝戦 戦評

女子決勝  東本郷 30 対 26 フリッパーズ  

1Q

フリッパーズはハーフコートマンツー。東本郷は1-2-1-1のオールコートプレス。開始直後、東本7番がミドルを決めたのに対し、フリは11番と8番がオフェンスリバウンドからゴール下を決める。中盤、東本7番がスクリーンからゴール下とドライブインで得たファールによりフリースロー1本を決めるが、その後は、双方ディフェンスのプレッシャーが激しく、ミスを誘発しターンオーバーが続出得点に結びつかない。8-7

2Q

東本は、ゾーン。双方1ゴールづつを決めた後は、両チームディフェンスが良く、互いにシュートを簡単に打てない。残り2分を切ってようやくフリのロングシュートが決まる。フリは、1分30秒を残し7ファール。しかし東本は、フリースローのチャンスを生かしきれないで逆にフリは、残り30秒で6番のロングを2本決められてしまった。11-17

3Q

開始後しばらくフリのパスミス。東本は、ボールチェックされた苦しいシュートが続き時間は流れたが東本7番のミドル、ロング、ミドルとたて続いたシュートで一気に同点に追いつく。勢いに乗って振りきりを図る東本郷。フリは、その後、持ち前のシュートが決まらなかったが終盤、フリ7番のミドルを連続で決めて粘る。20-23

4Q

緊迫の時間が過ぎる。東本7番がミドル、ドライブで一気に逆転。対してフリは、ファールトラブルから苦しい時間を残す。一進一退の攻防が続くが、フリ8番が3連続オフェンスリバウンドからフリのファールを誘いフリースロー1本を決めて残り2分の時間帯に同点。しかし東本7番のドライブシュート。その後ファールトラブルからのフリースローを決め、4点差をつけて東本郷が今年の卒業生大会の「覇者」となった。(Kimura)


男子決勝  谷本 40 対 61 東本郷

1Q

この試合、谷本は久々の決勝進出、どうしても勝ちたい試合だろう。対する東本郷にとっても、男女ペア優勝という快挙がかかった大一番、是が非でも勝ちたいところ。両チームの全選手、コーチ陣の紹介に続き、決勝戦の審判を務める二瓶主審と藤木副審が紹介され試合の準備は整った。緊張感と熱気が会場全体に漂う中、二瓶主審のトスアップでついに熱戦の火蓋は切って落とされた。

第1Q

ジャンプボール東本郷ボールでスタート。谷本4番の見事なドリブルカット。そのままドリブルシュートに行くが東本郷のファールをもらう。フリースロー1投目をきっちり決め、まずは先制のワンゴール。続く2投目は惜しくも外すが、谷本6番が拾ってシュート。東本郷も5番のロングシュートが決まり1点差とする。その後は両チームのディフェンスの厳しさと緊張感からかなかなか点に結びつかない。谷本6番がシュートを決め点が動きだし、4番の3ゴール、7番のフリースロー1本で12点目。東本郷も7番のドリブルシュート、11番のナイスアシストで6番のジャンプシュート、5番のフリースローが2本とも決まり8点目。第1Qは谷本やや有利か。(谷本12−8東本郷)

2Q

両チームメンバーが入れ替わり谷本ボールでスタート。開始早々、谷本11番がドリブルシュートを決めるも、東本郷11番、4番、9番が立て続けにドリブルシュートを決め、ついに同点とする。勢いづいた東本郷は11番、9番の縦横無尽の活躍と他選手のナイスアシストで一気に逆転していった。谷本も負けじと11番カットインしてのシュートと5番が2本のロングシュートを決めるが、東本郷の一気呵成の勢いを止めるまでには至らなかった。(谷本20−24東本郷)

3Q

東本郷ボールでスタート。東本郷はメンバーを入れ替えたが、2Qで付いた勢いがまるでそのまま交代したメンバーに乗り移ったかのように、4番から9番まで出場全選手が大活躍し、じわじわと谷本を引き離しにかかる。対する谷本も応援席の声援に応え必死に食い下がるものの、なかなか点差を縮めることができない。(谷本30−39東本郷)

4Q

谷本ボールでスタート。谷本は全選手一丸となっての攻撃も、東本郷の強固なディフェンスに思ったほど点数が伸びず、個々の選手にナイスプレーは見られるもののやや焦りが感じられる。対して東本郷は、谷本選手同様に各選手が見事なテクニックとプレーを披露しながら、着実にゴールを重ね谷本を引き離していった。そして、試合終了の合図と同時に、ついに東本郷は男女ペア優勝という快挙を成し遂げた。東本郷、優勝おめでとうございます。(谷本40−61東本郷)  

終盤は完全に東本郷ペースになったが、両チーム選手の素晴らしいテクニックとスピード感のあるプレーは見応えのあるものだった。その興奮と熱気はチームベンチ、応援席が一体となって会場全体を包み込んでいた。また、惜しくも準優勝に終わった谷本も、選手一人一人が全力を出し切り、東本郷に勝るとも劣らない活躍ぶりは、試合結果に関係なく満足できる内容だったのではないだろか。それは両チームの選手達の満足げで晴れやかな笑顔を見ていて充分に伝わってきた。決勝を戦った両チームの選手達と、惜しくも準決勝で敗退した男女各チームの選手達の健闘に盛大な拍手を贈りたいと思います。今大会を通して感じたことは、男女共に各チームのレベルの高さでした。コーチの皆さんの指導力、そして、それをしっかり受け止め実践する選手達の能力の高さを実感しました。中学でバスケを続ける人も、あるいは違うスポーツに進む人も、ミニバスで学んだ多くのことを思い出し、それぞれの道で頑張って欲しいと思います。最後に、北部連盟全チームの卒業生の皆さん、最後の最後まで本当にご苦労様でした。そしてたくさんの感動をありがとうございました。皆さんのますますのご活躍をお祈りしております。

資料提供 技術委員会